・春

最近桜がちらほら咲いてきていますね。可愛らしい春の花。私も好きです。

 

桜の季節になると、高校1年生のころが思い出されます。私は中学校から私立の学校に通っていたので約一時間かけての電車通学をしていました。桜の季節、最寄り駅から学校に向かう電車に乗って3駅行くと、川沿いに植えられた桜たちを沢山観ることができました。桜が咲いてからは毎日、毎日、その桜たちの変化を楽しみにしていたものです。朝日に照らされた白っぽいピンクは、日々変化をして、散っていくにつれて桜の赤っぽい萼と、新緑が混ざりあって、反対色同士のコントラストに残念な気持ちになったりしました。

大学1年生からは、中高生時代にずっと眺めていた川沿いを実際に歩いてお花見をしていて、あの頃とはまた違った喜びを感じています。

 

なぜ高校1年生を思い出すのかというと、NICO Touches the WallsのPASSENGERというアルバムが発売され、ページ1という曲をよく聴いていたことを思い出すからなのです。「春も去って 明日明後日 雨」「桜も散って また次へ進める」この歌詞たちのお陰で、散った時の桜も好きになれました。

 

暗闇の奥へ で見るべく光はどこだ

また君に会いたいよ 無理矢理だけど真っ白な世界へ いつか会う自分の色で染められるように 大きくなるよ

 

今でもとっても好きな歌です。来週にはお花見に行きたいな。またあの川沿いの桜たちに会いに。大好きな人とビールを呑みながら。そんなのも良いな。

嫌いなものになんて振り回されない。私は何を言われたとしたって、前を向いて残ってる人生を楽しむから。