・最近

day

息子が寝返りを打つ度に頭をぶつけるので、衝撃を和らげるマットを敷いた。リビング全体に。 お陰でホットカーペットの温もりがじんわりとしか伝わらない。 息子は毎日何度も何度も飽きずに転がる。 最近はママと呼べているような気がする。 来月には飛べる…

・日

また悲しい事件が起きた。同級生と教科書のことで喧嘩になり、相手の同級生を刺した。重体だった被害者は亡くなり、加害者は警察に連行された。 どうして、と思わずにいられない。刺した君にも刺されたあの子にも未来があった。まだ見ぬ未来があった。ただニ…

・最近の私

職場も恋人も家族も友人もみんな優しく、嫌な人などいない。仕事も今のところ順調で毎日しっかりしなきゃと思うけれど、皆さんに助けてもらいながら進められていて、何も不自由はありません。 なのにも関わらず、ここ1ヶ月はずっとぼんやり死にたいと思い続…

・新年

2019年も12日目。 決算作業も無事終わり、ルーティーン業務をこなしていきます。 就活も本格的に始まる時期が迫っていて、社会人の立場として、採用担当として、私の業務も本格的に始まります。 今年は私が新入社員代表として就活生向けに話をしたり、相談を…

・夏の煙

実は水曜日に祖母が亡くなりました。祖母の正確な年齢が分からないくらい、祖母とは距離を置いていました。というか父方の祖父母とは距離をとっていたのです。母がいじめられていたからね。 この歳になると、昔見えなかったものが見えてくる。子供の頃見えて…

・土

土の表面は温かく、深く掘るにつれて冷たさを帯びる。深い場所にいくほど水分を含み、手にまとわりつく様な、生命の全てを飲み込んでしまう様な、そんな気がする。 中村文則の『土の中の子供』は何度読んでも私を苦しませ、私に希望を与え、私を作り直してく…

・一文字

去年のNHK紅白歌合戦で観たSuperflyの愛を込めて花束をに感動してからというもの、YouTubeでその曲を聴くようになった。オーケストラの前で色とりどりの花たちの前に立ち、緑のロングドレスの裾を揺らしながらショートカットの似合う笑顔で歌っている彼女は…

・ミクロの世界

昔からミイラには興味があったけれど、いつ頃からだろうか。骨が好きになった。骸骨を見ても怖い気持ちはあまりない。美しいとさえ思う。何故怖くないかと問われれば、私の皮膚と肉を剥げば同じように骨になるからだ。みんなみんな骨になる。 生物はガス交換…

・隙間時間

社会人2日目も無事終了し、研修しか行わないからこその早帰りに幸せを感じたりしています。 ぎゅうぎゅうの満員電車は行きも帰りも避けては通れない苦行です。大学1年生と2年生の頃は乗っていましたが、3年生からは1限の授業がなかったので、2年生ぶりの満…

・diary

day

中学、高校生の頃はノートに日記を書いていました。ノートは何冊にもなっていて、読み返すと不思議とその日のことを覚えていました。 例えば、2011年5月27日。高校1年生で、丁度中間テスト初日でした。東日本大震災から2ヶ月と少し。その日から学校のある九…

・ROOM

先日、ROOMという映画を観ました。アカデミー賞などで多くノミネートされていたので、ご存知の方も多いでしょう。是非!是非観て頂きたい。 以下はネタバレも含みますので、読みたくない方は無視して下さい。 誘拐され7年もの間、納屋に監禁され、性的暴行を…

・春

最近桜がちらほら咲いてきていますね。可愛らしい春の花。私も好きです。 桜の季節になると、高校1年生のころが思い出されます。私は中学校から私立の学校に通っていたので約一時間かけての電車通学をしていました。桜の季節、最寄り駅から学校に向かう電車…

・漣

離れてまた近づいて形を変えて、似ているとしても二度と同じ形にはならない。漣を見ていると、切ないような当たり前のような慰められているような、色んな気持ちになります。 自分の知らないところで語られる自分というのが、どうも苦手です。どう思われてお…

・言葉遊び

永遠なんてものは無いと知っている。それでも永遠を求めるのは愚かなのだろうか。私は愚かだとは思わない。強いと思う。 私はよく死ぬことを考えるし、最近は塾の中学3年生の生徒の卒業を間近に見ていて、時はいつも淡々と進んで、日々は変わっていくと強く…

・死ぬこと

やたら「死」について語ると引かれることがある。でも書いてみる。 日本以外の国はよく知らないけれど、欧米諸国は遺体を焼かずに土葬する。土葬した後に墓標を建てるのが墓のしきたりだ。墓標は様々あり、マリア、天使、十字架など様々だ。私は海外の土葬の…

・年間ベスト小説、第1位

遂に第1位です。 吉本ばなな『キッチン』 第1位はこの本です。この本は今年初めて読んだ本ではありませんが、今年もこの本の女性らしさに励まされ、感動させられたので、第1位にしました。 言葉選びや表現が女性である素晴らしさを私に教えてくれた小説です…

・年間ベスト、第2位

続いて第2位です。 森見登美彦『夜行』 美しい表紙のこの本、ファンタジーの世界に連れて行ってくれる切符です。森見ワールド大好きです。 大学時代の仲間たちと、あの日消えてしまった人に逢いにいく。全員がある画家に共通点がありました。 本が好きでよく…

・年間ベスト小説、第3位

1年間も終わってしまうので、年間ベスト3の本を紹介したいと思います。まずは3位から!! 3位『100万分の1回のねこ』 これは日本人なら一度は読んだことのあるであろう超有名絵本、佐野洋子作『100万回生きたねこ』のトリビュート作品です。谷川俊太郎、角田…

・生活

一生変わらない絆で結ばれている仲間なんて私には居ないし、親友と胸を張って言えるのはせいぜい一人、二人だ。何十年も一緒に生きてきた仲間なんて居ない。そう考えると、私は独りな気がする。 いつから両親のことを両親であると同時に、一人一人の人間とし…

・虹のように今日は逃げないで

day

残念なニュースだ。中学1年生の生徒が自殺したらしい。テストのカンニングを咎められたことが原因だとか。 中学1年生は、大人と言っていいのか、子どもなのか。私には分からない。人にはそれぞれの社会があるから、彼女の社会は学校で、学校でカンニング犯と…

・本

最近落ち込むことがありました。きっと誰でも感じることで、自分だけじゃないことだけれど、落ち込みました。まだ少し落ち込んでいます。落ち込んでから気づいたことがありました。今日はそのことを書こうと思います。 落ち込んで、ひとしきり泣いて反省して…

・小旅行〜鎌倉編〜

昨日鎌倉に行ってきました。鎌倉が地元の方に案内人になって貰って、ゆるく観光してみました。彼と行くのは2度目です。 1番の目的であったイワタ珈琲店のホットケーキ!ホットケーキが大好きな私の為に調べてくれたお店。焼き上がりは40分程。いつもは行列ら…

・笑っていたい

ミサイルが飛んでくるかもしれない、戦争が始まるかもしれない。割と距離の近いところで緊迫した情勢になっているところで、私たちはアイスクリームが食べたいなぁ、お酒が飲みたいなぁ、髪がボサボサになってきたなぁとか、ディズニーランドに行きたいなぁ…

・うつくしい子ども

"あの偉い発明家も凶悪な犯罪者もみんな昔子どもだってね" THE YELLOW MONKEYのJAMの一節だ。初めてこの歌を聴いた時の衝撃は忘れないし、紅白歌合戦でこの歌を唄っていた姿に涙するほど感動した。この歌詞には同意せざるを得ない。その通り。どんなに偉そう…

・時間

day

昨日初めて知りました。東京駅には歴代首相の2人が襲撃された場所を当時の床そのままに、印をつけ保存しているそうです。当時のことを忘れないように、との思いが込められているそう。 本日九段下に行く用事があり、九段会館を間近で見ましたがすごく美しか…

・一周年

私がブログを始めて1年が経ちました。自分の気持ちを文章で好きなように書けるというのはとても楽しく幸せなことです。つまらないこと言ってるなとか、馬鹿だなと思われているかもしれない。それでも自分の書きたいことを書くことは嬉しく、楽しいことでした…

・天気の良い日

天気が良いとなぜか切ない歌がいつもよりも胸に響く気がします。あくまでも個人的な意見ですが、空の青さや日の光の眩しさには明るくアップテンポな曲よりも、切ない曲の方が似合うように思います。今の時期は、夏の肌を刺すような日差しとは違った春の日差…

・ニューヨーク眺めのいい部屋売ります

私が敬愛している俳優は数人いるが、その中の1人にモーガンフリーマンがいる。毎週金曜日22時にEテレをつければ頭がおかしくなるような難しい話をしている彼を観ることができる。もちろん今もその番組を観ながらこれを書いている。4月からは木曜日22時からの…

・昨日言えなかったこと

day

昨日は3月11日。東日本大地震から6年でしたね。当時私は何をしていたのか何処にいたのか何を感じていたのか、年を負うごとに記憶は薄れていきます。誰かが言っていたかもしれないし皆さん思っていることかもしれませんが敢えて、語弊を招くかもしれませんが…

・選ぶ

去年から学習塾の講師のアルバイトをしています。この学習塾は特に勉強が不得意な生徒が通う塾です。講師1人に対し生徒は2人まで。私は中学生の英語と小学生の算数、国語などを担当していました。自分の担当で今回受験を迎えた中学3年生は、7名いました。全…